被写界深度調整で表現を変える

hikaku02

プロとしてお客様に写真をご提案する以上、持っている知識と技術、感性をフル動員して撮影に臨んでいます。

明確なイメージをお持ちのお客さまであればそれを形に。

イメージを確認しながら好みを見つけたいお客様には様々なご提案を。

写真というのは奥が深く、様々な工夫で色々な表現が可能です。まだまだスマホカメラやアプリには負けられません(^-^;

この写真は、2015年4月19日に行われた「色和衣」というイベントで撮影しました。
色和衣については詳しくは→こちらをご覧くださいね。)

この2枚の写真、何が違うかお判りでしょうか。

撮影場所は飛騨古川の老舗旅館、八ツ三館。その名称の提灯がぼやけているものと、はっきり見えているもの その違いです。

例えば、旅館の宣伝用イメージ写真であれば、提灯がはっきり写っていて文字が読めるべきです。ここに行ってきたんだよ!という記念の場合もそうです。そういう撮影であれば右の写真。

モデルさんをとにかく目立たせたい、背景はなるべくうるさくしたくない、そういった場合は左の撮り方になります。

これを被写界深度が浅い、深い、と写真用語では言うそうです。絞り値の調整やレンズ画角、被写体とカメラマンの距離、被写体と背景の距離によって調節できます。

ここから先はクライアントの好みで選んでいただきます(^^)

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