暗い室内のモデルと明るい外の風景 同時に撮るには

今回も色和衣での撮影を元にしたネタです。

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撮影場所 旅館 八ツ三館は飛騨古川の老舗旅館。部屋からは立派な日本庭園と古川の寺院が見えます。ロケーションとしては最高ですが、モデルさんが暗い室内に居るため、

  • 外の風景に明るさを合わせるとモデルさんは黒く沈んでしまいます。(左の写真)
  • かといってモデルさんに明るさを合わせれば、右の写真のように外の風景が真っ白に飛びます(^-^;
    (わかりやすいように極端にしてあります)

こんな時は・・・フラッシュの出番です。

外の風景にカメラの露出を合わせ、モデルさんだけフラッシュに照らしてもらいましょう。
下の比較写真が、

  • 左:外の風景に明るさを合わせてフラッシュなし
  • 右:外の風景に明るさを合わせてフラッシュをモデルさんにのみ当てる

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こんなことも、カメラやフラッシュのオート機能をうまく組み合わせる事で瞬時にできます。時間のない撮影現場でいつも助けられております。Nikonさんありがとう(^-^;

余談ですが、フラッシュをカメラの上に載せてまともに直射すると、雰囲気台無しの写真になってしまいます。また、このモデルさんの後ろは大きなガラスです。直射ではガラスにフラッシュが写りこんでしまいます。
今回は一人で走り回る(^-^;撮影だった(ていうか殆どいつもそう)ので、自立型一脚に小さなソフトボックスを付けたフラッシュという、非常に軽く取り回しの良いセットを私の左側に立てて炊きました。本当はもっと大きなソフトボックスを使い、モデルさんの下からも何かで照らせば、さらに素敵な写真になったと思います。現場で使える機材には限界があるので、シチュエーションに合わせて選択・使用しています。

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