前回の記事と同じサンプル写真を使って、フラッシュを使う理由第二弾のお話です。
人間の瞳はまるでガラスのように、様々な光を映り込ませます。単に真っ黒な瞳と、光を映しこんだ瞳を比べると、光を映しこんだ瞳のほうが生き生きとして美しく見えます。
上の写真は左がフラッシュ使用(アンブレラ 反射傘使用)、右がフラッシュなしです。
肌の色が、フラッシュ使用のほうが明るく健康的に見えるのと、モデルさんの「目」をよくご覧ください。瞳のキラキラが多くないですか?
右の写真にも、フラッシュ以外の反射光(おそらく太陽の光が周辺の何かに反射している)が写りこんではいますが、左の瞳中央には、それプラス大きくフラッシュの光が映り込んでいます。
瞳に光が映り込むだけで、こんなにも印象が変わるのです。
被写体となるあなたが、生き生きと美しく表現されるために。許されるシチュエーションであれば、なるべくフラッシュを使うようにしています。
ただ、フラッシュを使わないほうがいい場面、使えない場面というのももちろん存在します。そういった場合はどうしたらいいのか?また次の機会に記事にしたいと思います。