私がいつも撮影しているバンド LITTLE VOICE がCDを発売しました。こりゃあもっといい写真が宣材用に(笑)必要でしょということで、今練習スタジオにお邪魔しています。というか実は私の練習被写体になってもらっているのですが(^-^;
ドラマーの加藤君の斜め後ろに2つのフラッシュ。向かって左上はノーマルの白い光。向かって右上は赤いジェル(フィルター)を付けました。私の中では、ライブハウスというと派手な赤や青の照明が印象深いので上記のセットに。左上のフラッシュがフィルターがないのに何故青いのか?(加藤君の左の髪を見てください。青い光が当たっていますね)カメラ内のフィルター「ホワイトバランス」を「電球 オレンジの光源で被写体を白く写すフィルター」にセットしているからです。ホワイトバランス電球で、日中の屋外やフラッシュの白い光で撮ってみてください。見事に綺麗なブルー中心の写真になります。
以前の記事にも書きましたが、デジカメは内部にフィルターを持っています。本来は、色々な色の環境の下でも常に適正な色を表現するための機能なのですが、(例えばオレンジの灯りのレストランで白いハンカチを広げるとややオレンジぽくなりますよね)その機能をあえてフィルターの代わりに使いました。
赤と青はこれでOKですが、問題はモデルさんの顔色です。雰囲気としてはモデルさんの顔が照明の色であってもイイとは思いますが、私としては顔色は健康な肌色にしたかったので、加藤君の顔に当てる3つ目のフラッシュにはCTOジェル(オレンジフィルター)を付けました。カメラのフィルターが「電球色 オレンジの灯りの下で適正な色が出る」設定になっているので、顔に当てるフラッシュをオレンジの電球色にすれば、適正な肌色で表現されるわけです。
光というのは広がってしまったり意図しないところに散ったりするので、顔だけに適正な光が当たるようスヌートやグリッドという光の広がりを調整するアタッチメントを使いました。下の写真と、動画を見ていただくと、ライトの設置場所などがわかりますよ!
如何でしょう?こんな写真撮りたいんだけど!ってご相談いただければ、上記のように様々な工夫をこらしてご提案いたしますよ!
お問合せはお気軽に→こちら